小説:国民生殖健康定期健診(患者視点)パート5

パート4の続き】

15分ほど地獄の快楽とも言える時間が過ぎるがまだ終わらない。
追加の処置の案内がある「ちょっとおくすり追加しますね。」
同意も抵抗の余地もなく、追加の薬剤を肛門に容赦なく注入されてしまう。身体が覚えている淫らな感覚がさらに広がっていく。薬剤の管を肛門からゆっくりと引き抜き、分泌物採取処置を再開する。「ごめんね~、ちょっと刺激強くなりますよ~。」振動器具の出力を上げ、敏感なエリアに対して円を描くように刺激を行う。強くうめき、悲鳴を上げ、全身がバタバタと暴れる。「いや、もう、、、もう無理です……ダメ・・・やめて・・・」そう泣きながら処置の中止を願う。しかし、ベルトで固定されているので、全く逃げることができない。「もう少しですよ、頑張って、ごめんね」など声をかける。
限界を超えた私は「もう無理です!イヤ、ヤメテ!、、、、、駄目ーーー!」
いつの間にか、前の患者さんと同じように獣のような声を出していたが、それどころではない….
採取が完了するまでは、どん泣いてもやめてもらえない恐怖。
一方で、身体はしっかりと反応し、蜜がジュワジュワと大量にあふれ、何か液体を吸い込むような湿った音が頭を混乱させる。

続いて恥垢クリーニング処置に移る。オイルをべっとり塗った振動器具をクリトリスに当てる。「またちょっと刺激あるけど、我慢してね~」低く響く振動。器具をゆっくり往復させる。
心も身体も限界だ。心拍が178回。連鎖する絶頂。体が硬直し、蜜が大量に噴き出す。
身体の感度が最大になっている私はその刺激に耐えられず、その先は声にもならないうめき声を出し、泣きながら処置を受けることになった。
クリーニング終了の案内がされる。
「お疲れ様でした、これで完了ですよ。」採取器具をゆっくり引き抜くと、ドロっと大量の蜜が溢れ、肛門を伝って滴り落ちる。いじめ抜かれたクリトリスは限界を超えるほどパンパンに膨れ上がって脈打っている。

看護師が声を掛けながら後処理を淡々とはじめる
「はい、じゃお股を拭きますね、触りますよー」
ただ丁寧に拭き取るだけで腫れた粘膜が、拭かれるたびに身体が仰け反り大きく反応する。(もう触らないで….)
そんな気持ちで抵抗するが、拘束ベルトがそれすら許してくれない。
看護師がひとつずつ身体を固定しているベルトを外す。
膝がガクガクと崩れ、座ったまま前かがみになる。
最後には恥ずかしさなんて関係ない位、声を上げ、なりふり構わず懇願するほどに心身ともに削られ、解放されたときの姿だ。
看護師が支えながら、「今日はおくすりの影響で分泌物がとても多くなるので。オリモノシートをしっかり貼っておいてくださいね。大抵の場合、半日以上、身体が火照る感覚が残りますので、収まるまではシート着用をおすすめします。」回復ベッドに運ぶ。瞳はまだぼんやりしているが、体は熱を持ったまま。乳首はガウン越しに尖ったまま、太ももの内側は蜜で濡れている。いつの間にか眠ってしまっていたようで、回復ベッドで起きたときには、麻酔以降の記憶が無くなっていた。

家に帰る道中、身体のだるさと違和感を感じながら、処置に関する記憶を探るが、断片的に思い出す部分もあるものの、よく思い出すことはできなかった。
家に帰宅後、トイレで下着を下ろした瞬間——オリモノシートはヌルヌルの透明な液で濡れていた。自分の分泌液としては経験のないほどの量にとまどい、おりものシートを交換する。
その後、体は理不尽なほどに熱く疼き続け、指が勝手に下半身に伸びる。
(ムラムラして我慢出来ない….)

ベッドに倒れ込み、夢中で自分を慰め始めた。薬の影響とはいえ、強制的に身体がムラムラさせられ、まるでオナニーを強制されているような感覚に罪悪感と今まで感じたことの無い快楽に戸惑う。
そんななか、今まででにない最高の絶頂が全身を飲み込み、蜜が噴水のように噴き出す。嗚咽混じりの声が出る。理性が吹き飛びほどの快楽に沈んでいく身体。それはしばらく動けないほどの快楽だった。(どうなってしまったのだろう….私の身体….)
次回の国生健は半年後。また恥ずかしい思いをしなければならないことに胸がザワつく……覚醒か、鎮静か。どちらを選んでも、私の身体はすべてを覚えているだろう。

(終わり)